★☆今夜が最後の夜だから/36年間有難うございました。

あっという間に今年も12月

実は私



 




11月いっぱいで



36年間お世話になりました会社を

退社させていただきました 。











大阪本社の従業員全員で

盛大な送別会をしていただき

とても恐縮な気持ちです。

 

「送別会なんていらんわ、こそっとフェードアウトしたいわ」

そう言う私に

「自分から辞めるって言って、送別会してもらえるんやからええやんか!」

とも言われ…。





数年前からの徐々に落ちてきている売り上げや

止まらない人材の流出に対しての責任を取る形で

この2月に取締役を辞任し

本当はその時点できっぱりと会社から離れる覚悟だったのですが







長くお世話になっているスポンサー様や

支えてくれているスタッフのこともあり

少なくとも一年は残って頑張らねばと。



そんな思いで半年やってきましたが

評価は他人が下すもので



自分が一生懸命仕事を取って、売り上げを黒字に持っていっても

そのことで、他のプロジェクトにスタッフが割けなかったり



会社としての方針に背く形で

動いてしまったということで、降格、減給を受け入れ

それも会社のためと思い

頑張ったつもりだったのですが…

先にも述べた通り

評価は他人が下すもの。






私としても

仕事も大好き、この会社も大好き

一緒に頑張ってくれる仲間も大好き。




であるにも拘わらず

この会社を離れる決意をするのは容易なことではありませんでした。











思えば

家内であるelan母との出会いもこの会社でしたし、

いまの家や車

かけがえのない家族や仲間

スポンサー様とも出会えたのも

この会社あってのことだというのは

忘れたくても忘れられないものと思っています。




どれだけの感謝をしても足りないくらいだと思っています。





ここで

全ては書くことはできませんが






その愛すべき会社を離れ

また一からやり直すには

少々歳をとりすぎたかなという感はありますが



今までいろいろな形で関わっていただいたりした仲間が

会社の外にも大勢いて、

応援してくださっていますので



この長年の経験と実績は消えるものではないので


大きな組織ではできにくい動きや

きめ細やかな対応のできる

仕事への関わりをできればなと考えています。

退職に際して

チームスタッフが私のフィギュアを専門業者に発注してくれたのですが、

 

それがまた、これだれ？

ってくらい似てないのがご愛敬ということで…







素敵な花束に

関わりのあった120人を超えるみなさんからの寄せ書き、

私の愛読書をもじった写真集など

 

毎晩11時を超えても会社に残っているくらい忙しいスタッフたちが

わがままで辞めていく私のために作ってくれたかと思うと…。




感謝感謝でございます。



不器用な私は

有給は目一杯残っていましたが

一切使わず、

気が散って業務に支障があってはいけないと、次のステップも

いったん会社を離れてから始動させようと思い、

最後の1日までお仕事に関わらせていただきました。







その最後の日に撮影でお伺いさせていただいたスタジオのみなさんからの

東京、大阪スタッフ総出演の心のこもったムービーや花束


 


ほんとに、今まで仕事させてくれて感謝の気持ちしかありません。








最後の日は会社へセヴンで行ったのですが





帰り際にまたもみんなが

エレベーターホールまで出てきてくれて…


助手席にいっぱいの花束や事務用品を持ち帰って




elan母のお店、愛逢に行くと。

なんと家族みんなが

ほんと、たまたまお休みが重なったとのことで勢ぞろい。








 


elan娘2号の手書きのフラッグのもと、

ささやかなパーティがここでも行われたのでした。


 



いずれにせよ



12月から当面は無職の私。




きちんと体制を整えて

ちゃんと次のステップに向けて充電し

ちからを発揮できればと考えていますので



この先はワクワクドキドキでございます。







今後とも、elan父をどうぞよろしくお願いいたします。

---

今夜が最後の夜だから/小林竜也

---