2023年08月29日 10:00
某国からの迷惑電話が
テレビで結構放映されてて
首相はいつものように「遺憾です」を
繰り返す展開となっていますが…。

ちょっと長いけど、私個人の意見として、自国と某国について
私個人の私見と、ネットから抽出した情報で綴ってみました。
まず日本政府についての苦言ですが、
安全安心ということ以前に
2015年に政府が約束したはずの
「海洋放出には関係者の合意が必要」
というその根幹部分、
地元の漁業関係者も反対してるってことは、
そのことがないがしろにされてるような気がするのですが…。

「福島第一原発から放出される処理水の
トリチウム濃度は安全基準を満たしている」
政府とかIAEAだったっけ?
国際機関は繰り返しそう主張するけど、
ここまで散々隠蔽を重ねてきた東電とか政府が、
今後数十年にわたって続く放出について、
誠実に行うと思います?
不安要素は他にもあって
色々調べてみたけど、
検査されたタンクの処理水は全体の3%でしかないそうです。
他のタンクが基準値を下回っているとは限らないし、
何よりタンク全体に存在している放射性物資の総量は
全く調査されていないらしいです。
事故初期に設置されたやつなんて
処理されたかどうかすら怪しい…。

と思ってたらこんな記載を見つけた。
「再処理済みとされているタンクは全体の一部であり、
タンクに溜められているのは未だ基準値超えの汚染水で、
これらが適切に処理されて放出されるというのは、
現在のところ計画書上のことにすぎない。」
数年前に約束したことすら、
なかったかのように押し切ってしまう今の体制に
この先30年、
口約束だけで果たして本当に大丈夫なのかと…。


それとは別のこととして
今回の海洋放出については
そりゃ世界中の目が集まってる以上、
今のところ
ええ加減なことはしていないだろうな、とは思います。
以下抜粋ですが
英ポーツマス大学環境・地質学のジム・スミス教授
「理論的に皆さんはこの水を飲むことができる」と主張
放射性測定フランス実験室所属のデイビッド・ベイリー氏
「核心はトリチウムの数値」
「例えば、魚の個体数の深刻な減少が見られない限り、
海洋生物には何の問題もない」と主張
アメリカ:ワシントン・エグザミナー
「結局、日本の福島での計画は環境に優しいものとして
信頼できるということだ。」
反対意見もあり
英BBC放送
「圧倒的な多数の専門家は放流が安全だと言ったが、
すべての科学者がそれが及ぼす影響について
同意しているわけではない」

結局のところ一般人にしてみたら
このような意見をみて判断するしかないわけで…。

冒頭の迷惑電話についても
偏った情報のみを受け取った人が
悪意なくやってることもあるかと…。
(まずないと思うが)
大概は処理水の放出を口実にした
閲覧数稼ぎが目的なのかと思いますが…。

それにしても、
こういうことに対しての国民性っていうのか
ほんの一握りと思いますが
ヒステリックな部分がクローズアップされますなぁ…。

政府発表の信憑性について若干の疑問は残るものの
このデータを見たら
この電話かけてる人たちはどう思うんでしょうね…。
あんたらの近くの海で採れた魚の方が
はるかに危険なんちゃうん???
この国のSNSでは、この国の政府を批判したり、
犯罪行為を助長したりするような動画は即刻削除される上に、
デマを広げた場合は処罰の対象になるそうです。
でもしかし、こうした動画は現在も閲覧可能なので、
かの国の政府は実質的に放置している状況なんでしょう。
まぁ、国あげて、日本からの水産物を全面禁輸にしてるし、
国家市場監督管理総局が食品業界の経営者に対して、
「日本の水産物の加工や調理、販売を禁じるとの追加措置を発表」
日本の海洋放出計画は
「国際社会から強い批判と反対を受けている」と主張し、
「日本は生態系の破壊者となり、海洋を汚染する者となった」
と非難してるんだから
それに乗っかる人も多いんでしょう。

前出のワシントン・エグザミナーは
「あの国が環境を破壊する行為について文句を言うのは偽善の極み」
「あの国は大漁船団を組んで世界の海を荒らしている。これらの漁船団は、
西アフリカ、太平洋、ラテンアメリカの脆弱な漁業資源を壊滅させ、
すでに疲弊している地元の漁業を壊滅させている。」
政府は当然、これを否定しているらしいけど、同誌は
「漁船団はトランスポンダ(位置情報を知らせる通信機器)を切り、
他国の排他的経済水域に侵入したり、
ガラパゴス諸島などの生態保護区を略奪している」
と言い切っています。
さらに
「あの国は毎年数千万立方トンのプラスチックを川に廃棄し、海を汚染している。
また、自らの利己的な利益のため、
T国やR国など下流域に位置する南の隣国を犠牲にして、
インドシナ半島を流れるメコン川を堰き止めてきた。」
「あの国は世界最大の炭素排出汚染国であり、
汚染国2位の米国の2倍の炭素ガスを大気中に放出している」
「国家主席は、気候変動が最優先事項だと主張したとしても、
実際に自国は何百もの汚染源となる石炭火力発電所を新たに建設し、
西側諸国から他の問題で譲歩を引き出すためのテコとして
〝気候変動〟という言葉を使っているだけだ」
と続々非難。
「結局、日本の福島での計画は環境に優しいものとして信頼できるということだ。
迷惑電話をかけてくる国の環境実績を考慮すると、
その苦情は軽蔑以外の何物でもない。
実際、世界は環境問題に関して
あの国の政府が主張していることの逆が真実であると考えるべきだ」
と締めくくった記事がありました。

直接あの国と商売してる人は今大変と思いますが
その人たちを日本政府はなんとかしてやらなあかんと思うし
そうすることで信頼感も醸成できるだろうし、
風評被害対策にもなるんちゃうかなと。

私の興味は
国あげて、日本バッシングするという
振り上げた拳を
どう下ろすかが見ものだなと思ってるんですが…。
大迷惑/MONGOL800
まだ日本政府の方がましか…。



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