突然ですが
私の実の弟は
中国でコンピュータ関連の会社やってる
システムエンジニア…。
春節前に帰国してたんだが
ウイルスのことが話題になりだした2月初めに
仕事場の中国西安に戻っていった…。
行くなと止めたが
会社経営やってる以上ほっておけないと…。
確か、西安、上海、大連かな
そこで会社やってると聞いてる…。
そんな彼が
戻ってくるという…。
今日以降2週間隔離やからやめとけと言ったんだが
4月初旬から日本向けの仕事立ち上げなあかんので
帰らんわけにはいかんのだと。

中国はなんやかんやでストップしていて、ほとんど
仕事にならんそうである。
さっさと戻りたかったらしいが、
会社に立ち入り許可が出たのが3月2日で、
そこからビザ更新手続きだったそうで
来週末までパスポートが手元になく動けないという。
4月6日が申請期限なんで
更新前に日本に行っていたら、居留許可が
無効になるところやったそうで…。
近況をブログのネタにでもしてくれたと
送ってくれた。
以下がその報告…。
・上海では、強制隔離(要請ではない)
政府の用意した移動手段で隔離場所に連れていかれるか、
自宅の場合は自宅まで送ってくれる。
(多分費用は取られるらしい…。)
・大連もおんなじ。
大連は、国内移動でも2週間隔離される。
1日2回くらい、係員が様子を見に来るらしい。
なんで、西安から大連経由で日本に帰った場合、
1)大連で2週間
2)日本で2週間
と4週間無駄になる。
・西安も外地から入ったら2週間隔離
・武漢は、特別に許可をもらった人以外は、買い物でも外出禁止
食品や日用品は、専門の窓口にネットとかで注文したら届けてくれる。
・西安は本来は外国人は戻った時にマンションの管理事務所に届け出が必要で、
入口で登記した時点で連絡が行くはずが、なぜか俺は見逃された。
普通に中国語で会話したからかも知れんが、ビザ更新用の書類(居住証明)
を管理事務所に取りに行って、未登録が発覚した。
後日呼び出されたら、公安局の係員が来てて、
「既に報告書出してしまったから今さら訂正できないから、
もし誰かに聞かれたら裏口からそっと入って
登記していないと言うことにしてくれ」
と隠ぺいに加担させられた。
・エレベーターのボタンを直接押すのが嫌な人が多いから、
エレベーター内にティッシュが備え付けられていたけど、
使ったティッシュが床に散乱してる。
逆効果やと思う。
・マンションやオフィスでは、入るときに検温されるけど出て行くときはフリーパス。
いや、出る時にせんと感染広がるやん・・・。
・最近は、アプリに情報を登録してマンションの出入りや買い物の時には、
QRコードを提示して確認できるようになったけど、
昨日、運営会社側の障害でQRコードが表示できんようになってた。
面倒くさいのか、係員は検温だけして通してたけど、
検温器(額とか手首に当てて熱を測る機械)も壊れてて、
「32度」とか表示された。
係員は「まあ、36度ということにしとくわ」
それ、あかんと思う・・・。
・上にも書いたけど、外国人がマンション等を借りていて、
そこに住む場合は、公安に居住の届け出が必要。
友人の取引先の人は、届け出忘れてて、
家に泥棒が入ったんで警察呼んだら未届けなんがバレて、
通報した側が事情聴取と罰金支払のために連行されるという
体張ったギャグかました。
ていうような状態なんで、
日本の方がはるかに緩いとは思う。
武漢(湖北省)以外はそろそろ業務再開しているところも増えてきているけど、
管理しているようでけっこうええ加減なんで、
もう一回爆発的に広がるかも知れん。
このところの欧州やアメリカの増え方見てると、
日本が一番まともな対応をしてたんかもしれん。
日常的に手洗い・うがいの習慣があるのと、
食べ物屋でかならずおしぼりが出ること、
土足文化でないことは大きい気がする。
公共のトイレも綺麗し。
中国のトイレは、ちょっと大きめのショッピングモールでも、
30年前の新今宮駅のトイレみたいやし。
という感じ…。
大変やなぁと…。
リアルな現場報告である…。
兄としてできることは…。
なんもない…。
チャイナ・タウン/矢沢永吉
あ、これあるか…。
帰ってきたら
待機期間にこれ読ましてあげよう…。

がんばれー
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